革靴のつま先デザインはいろいろありますが、ストレートチップはカジュアルでもビジネスでも使える万能デザイン。個性がないわけではないですが、主張が少なく洋服のコーディネートを引き立てるような役割も担います。
一足は持っておきたいストレートチップの革靴。今回はB.C STOCKのスタンダードなストレートチップをご紹介します。
常備しておきたいストレートチップ
革靴にはさまざまなデザインがありますが、迷った時はストレートチップがおすすめです。ストレートチップはビジネスでも冠婚葬祭でも履けるデザイン。特にこのB.C STOCKのシューズは余計な装飾がないので、さまざまなシーンやコーディネートにマッチします。
同じストレートチップでも、パンチ穴が開いているように見えるブローギングがあると、一気に靴の個性が出ることも。そう考えると、ブローギングのない革靴は常備しておきたい一足です。
また、シンプルなデザインなので洋服を引き立てる役割も。レザースニーカーだとカジュアルなスタイリングになってしまう時はこういった革靴の出番です。そもそもB.C STOCK自体がカジュアルな雰囲気を持つブランドなので、ニットや綿パンなどでもあわせやすいように、こういった革靴もリリースしていると考えられます。
手ごろな価格で使いやすい革靴
B.C STOCKのシューズは価格が手ごろなのも魅力です。革靴で2万円でお釣りがくるので、外回り用にガンガン履いても惜しくないといえるでしょう。
革靴は足になじむとより履きやすくなります。そのためにはできるだけ足を入れる頻度を増やしたほうが良いですが、高価な靴だと毎日履くのに躊躇してしまいがち。ただ、このくらいの価格帯なら毎日だって履けるほどカジュアルに履くことができます。
ちなみに、毎日だって履けると書きましたが実際は1日おきくらいがベストです。レザーも人間の皮膚と同じで、毎日働いていると疲れてしまうので、ほどほどに休ませながらなじませていきましょう。革靴を毎日履きたいなら、ローファーなど他のシンプルなデザインとの履き回しをおすすめします。
外羽根デザインは普段でも冠婚葬祭でも
革靴のデザインはつま先だけではありません。甲の部分などもデザインによって履いても良いシーンが異なります。紐を通すタイプの甲は、大きく分けて外羽根と内羽根の2つ。紐を通さないデザインはいろいろとあるので今回は割愛します。
BCのこのストレートチップは外羽根。内羽根に比べるとフォーマル度が下がります。ストレートチップは冠婚葬祭でも履けるデザインですが、結婚式で部下のスピーチを頼まれたり乾杯の音頭を指名されている場合は内羽根がおすすめです。
一方、仏事ならこういった靴でも問題ないといわれています。あまりに光沢の強い革だと、たとえデザインがシンプルでも敬遠されてしまうことも。その点、このストレートチップは自然なツヤなので急なお悔み事でも履けると考えられそうです。
ただ、フォーマル感が少ない分、普段履きで履けるのが外羽根の特徴。カジュアルなパンツに合わせても靴だけ浮くことがないので、カジュアルなスタイリングに革靴を合わせたいといった時に大活躍するデザインです。
ただ個人的には、あまりデザインに凝りすぎたものは冠婚葬祭以外の華やかなシーン限定となってしまうのでおすすめしません。また、スーツがシンプルなのに革靴がオシャレすぎると不釣り合いに見えてしまうことも。
ラバーソールで歩きやすい
ソールはラバー加工。革張りではないので滑りにくく歩きやすい革靴です。革靴をビジネスで履く方の中には、買って早々にソールが滑らないように市販のソールを貼ったり修理店で加工を依頼することもあります。そういった手間をかけずに、買ってすぐに外で履くことができるので、手軽さも感じられます。
もし、ラバーが減ってきてしまったら靴の修理店に相談しても良いでしょう。革だけ磨いても、ソールがすり減っていると印象が良くありません。歩き回ることが多い方は、ソールをこまめにチェックすることをおすすめします。
まとめ
今回はB.C STOCKのオリジナルレザーシューズをご紹介しました。スタンダードな革靴は重宝しますし、このくらいの価格帯がうれしい一足です。B.C STOCKはローファーなど他にも革靴のラインナップがあるので、ローテーションで履いていくと長持ちしやすくなります。オンでもオフでも使える革靴は押さえておきたいですね。