革らしい凹凸感のあるシュリンクレザーは、キズが目立ちにくく普段使いのバッグとしておすすめです。ビジネスでもオフシーンでも使えるので、あえてシュリンクレザーのアイテムを探す方も多くいるのだとか。
今回は豊富なレザーバリエーションが特徴のアニアリから、小ぶりなトートバッグをピックアップします。ユニセックスで使えるので、カジュアルからキレイめまでさまざまなスタイリングに合わせやすいバッグです。
ミニトートでも外ポケットで収納抜群
このバッグで目を惹くのが外ポケット。デザインのアクセントになっていますが、しっかりマチのあるポケットになっています。マチ2.5cm、さらに幅も21cmあるので、スマホと定期入れとちょっとした財布など、すぐ出したい小物類まで入れられる仕様です。
さらに、裏地はカモフラ柄になっているのもポイント。カモフラといっても表の革に合わせた色の柄になっているので、ほど良いアクセントになっています。
このバッグはブラックなので柄もブラックになっていますが、他のカラーだとブラウンやネイビーの裏地になっています。この裏地がメインポケットだけでなく、外ポケットにも使われているのはポイントです。
細部のこだわりを感じさせるバッグは、サイドポケットなどにも抜かりありません。
メインポケットも
バッグの幅は30cm。決して大きくないトートバッグですが、内側の収納がそれを感じさせない作りになっています。メインのポケットの他にもファスナーポケットがあるので、イヤホンなどの細かいものは、こちらに居場所を作ってあげるのもおすすめです。
マチは5.5cmで、タブレット端末や単行本もすっぽり横に入る大きさです。また、高さは20cmちょっとあるので、ペットボトルや300mlくらいの水筒なども縦のまま入ります。
小ぶりなのに使いやすく、ちょっとしたお出かけにサッと持ち出せるバッグとして重宝しそう。カジュアルシーンはもちろん、
シュリンクレザーのこだわり
アニアリのシュリンクレザーは、革を染めた後に熱を加えることで作られています。そのため、革が持つ個性を生かしたシュリンクとなるので、自然な凹凸が形成されているのが特徴です。
そもそもシュリンクレザーの加工は、型押しと薬品使用が多い印象があります。最近は見た目と同じように革の質感を重視する傾向が。そのためか、柔らかい質感に仕上がる薬品使用が多いのだそうです。
反対に、型押しは硬めのしっかりした質感に仕上がります。同じシュリンクレザーでも加工によって革の質感が異なるので、気になるシュリンクレザーのアイテムを見つけたら、どういった加工でシボを出しているかをチェックしておきたいところ。ネットショッピングなどで革小物を購入後に感じる違和感は、加工によるものかもしれません。
このように、シュリンクレザーにはさまざまな加工があります。その中であえて手間のかかる熱加工したシュリンクレザーは自然な肌触りや上品さを感じさせます。成牛の中ではキメ細かい質を持つステアの良さが存分に引き出されたレザーです。
染色方法にも感じるこだわり
アニアリのシュリンクレザーは染色にもこだわりが感じられます。まず革の芯部まで時間をかけてじっくり染め上げた後に、とても薄い顔料仕上げを施しています。ブラックなのにどことなく芯の強さを感じさせるのは、手間をかけて仕上げたからこその色合いといえるでしょう。
アニアリのシュリンクレザーシリーズは、ブラックは強さを感じさせるし色物はその鮮やかさが目を惹きます。質感はもちろん、色を楽しむことができるアイテムが揃っています。
まとめ
今回は、アニアリのシュリンクレザーを使ったミニトートをご紹介しました。スマホでの決済がメインになる方が増えていて、財布を入れなくてもバッグが大きくなくても出かけられるという方も増えています。このサイズのバッグだと、途中で買った飲み物なども入れられて外出時も安心といえるでしょう。毎日使うバッグも上質なレザーが良い方におすすめしたいアイテムです。