みなさんは好きなスニーカーブランドがありますか?
私は本格的にファッションにハマる前からNew Balanceのスニーカーが好きでした。可愛らしいデザインからシンプルで合わせやすいデザインまで、幅広いアイテム展開をしているNew Balanceは、服好きにとっては外せないスニーカーブランドです。
今回はそんなNew Balanceのスニーカーを徹底的に解説していきたいと思います。
まずは生産国を把握しよう!
New Balanceのスニーカーは、主にイギリス製、アメリカ製、アジア製のものが存在しています。もちろん、それぞれの原産国でスニーカーの特徴は異なりますが、一番大きな違いは金額です。
簡潔に説明すると
アジア製:安い(5,000〜15,000)
イギリス製、アメリカ製:高い(20,000〜)
このように、かなり金額に差があることが分かります。しかし、これにはしっかりとした理由があり、単に金額だけの違いではないんです。
アジア製のNew Balanceは、大量生産に重きを置いているので、量産できる分価格帯が低く設定されています。一方、イギリス製とアメリカ製では、職人が手作業でスニーカーを作っているのでコストが高くなる傾向にあります。ですので、工場生産にはない風合いや温かみを感じられる特徴があります。
そんなイギリス製とアメリカ製のNew Balanceも、お互いに個性を持っています。
イギリス製
高級感重視。レザーを用いたスニーカーが多く、大人の男性に好まれる。革靴好きの人も認めるほど、精巧なレザースニーカーが魅力的
アメリカ製
最新の技術を搭載したスニーカーが特徴。機能性重視で、クッション性に優れており、履き心地良好。
原産国だけ見てもスニーカーの特徴は異なるので、購入の際はどこで作られたかをチェックしてみてくださいね。
歩きやすさに影響するソール選び
New Balanceのスニーカーの要石的役割を担っているミッドソールは、タイプによって魅力がそれぞれ。そして、言わずもがな歩きやすさに直接影響してきます。軽く頭に入れておくと、購入時に役立つので、ざっくり解説していきたいと思います。
ENCAP(エンキャップ)
歩行時の衝撃を緩和してくれるEVA素材をPU素材で包んだテクノロジーを搭載したソール。快適かつ安定した歩行を実現。PU素材は加水分解しやすいで、注意が必要。
C-CAP(シーキャップ)
EVA素材を圧縮し、歩きやすさに加えて、軽量化を図ったソール。PU素材を使用しないため、加水分解にはある程度耐性がある。
ABZORB(アブゾーブ)
衝撃吸収に特化して、足への負担を究極に軽減したソール。また、その吸収した衝撃を利用した反発で、足の運びを楽にする。他のモデルと比較すると少し重い。
ACTIVA(アクティバ)
クッション性と軽量性に優れたソール。耐久性も向上し、ACTIVA LITEなども登場し、さらに軽量化が進んでいる。
REVLITE(レブライト)
New Balanceの中で、もっとも軽いソールかつ耐久性、クッション性ともに優れる。
まだまだあるミッドソールですが、今のNew Balanceのスニーカーに使用されているのは、上記のミッドソールがメインです。自分の用途にあったソールを選んでみてください。
New Balanceのスニーカーで押さえておきたい品番の違い!
New Balanceのスニーカーには、それぞれ決まった品番が振り分けられています。品番により特徴があり、適応するシーンが異なります。では、品番ごとの特徴をみていきましょう。
500番台
1987年に誕生した「575」を代表に、アイコンモデルの「574」「576」が印象的な500番台のスニーカーは、凸凹の道を快適に歩くために作られたモデルです。オフロードを楽に歩くためにはアウトソールの強化が必須ですが、500番台は高いグリップ力と優れたクッション性で、歩きやすさと足への負担を軽減するように設計されています。
説明だけ聞くと、無骨な印象を受けますが、500番台はスナップのように丸みのある可愛らしいフォルムが特徴のモデルです。
900番台
1982年に登場した「990」系譜のモデルが900番台のスニーカーです。こちらは、舗装されたオンロードを走るためのランニングシューズとして誕生しました。安定したクッション性が魅力的で、スポーツからファッションまで幅広い分野で活躍するモデルです。そして、グレーのカラーリングは、アスファルトに馴染むよう計算されたミニマリズムを表現したものです。900番台はカジュアルファッションに最適なモデルです。
1000番台
New Balanceの最新テクノロジーを搭載する1000番台。先ほど紹介したENCAPやABZORBが初めて使用されたモデルで、新作が登場する度に、ブランドのファンから注目される品番です。「1700」はフラグシップモデルと言われており、最高級の品質を誇るスニーカーです。New Balanceのハイテク技術を味わうなら1000番台のモデルがおすすめです。
2000番台
1000番台の続投モデルで、21世紀以降に製作されたスニーカー。「1700」の次作が、2001年に登場したことで、2000番台のモデルが登場しました。フラグシップモデルから引き継いだ高級感が漂うスニーカーで、New Balanceの中でも特別なモデルということが見て分かります。2000番台はスーツスタイルにも合うタウンユースに優れたスニーカーです。
まとめ
New Balanceのスニーカーはファッション好きにとって欠かせない存在です。カジュアルな服装にばっちりハマるスニーカーを手に入れてみてください。