ローカットでユーティリティのあるナイキ エアフォース1 ’07 LV8 EMB キングス。モノトーンの配色はまさに万能選手といえるカラーリングでしょう。
今回は数あるエアフォース1から、ロサンゼルスキングスをフィーチャーした一足をご紹介します。
エアフォース1 ’07 LV8 EMB キングス誕生の背景
エアフォース1とNHLのチームカラーが融合したシューズが誕生したのは2021年4月。アメリカ・ロサンゼルスに拠点を置くプロスポーツチームにフォーカスを当てた、「EMBEDDED」パックの一足としてリリースされてました。
EMBEDDEDシリーズとしてピックアップされたのは、以下の3チームです。
- キングス(NHL)
- ドジャース(MLB)
- レイカーズ(NBA)
ホッケーに野球、そしてエアフォース1のホームともいえるバスケットボールのチームをフィーチャーしています。
また、EMBEDDEDパックはチームフィーチャー以外にも、ダンクハイやエアフォース1のローカットを採用した「Sports Specialities」、さらにはNBA創立75周年を記念したセレブリティシューズもリリース。先に挙げた3つのLAプロスポーツチームのフィーチャーアイテムも「プロスポーツチームをセレブレイトしたパック」と紹介されていて、華やかなイメージを感じられます。
ナイキ エアフォース1 ’07 LV8 EMB キングス特徴は?
EMBEDDEDとは「埋める」「はめ込む」という意味。そのフレーズのとおり、キングスのチームカラーであるホワイト・グレー・ブラックが使われた一足になっています。ホワイトとブラックを基調に、スウォッシュマークなどのポイントでグレーを使うバランスが見事です。また、ヒールのNIKEロゴがキングスと同じ大文字ゴシックレタリングであることも、見事なはめ込みといえるでしょう。
チームカラーやロゴのインスパイアだけではなく、シュータンにはいつものNIKEロゴのほかに「Sports Specialities」のロゴもあしらわれています。Sports Specialitiesのロゴは、インソールにも。インソールはアッパーのシックさとは対照的に鮮やかなグリーンとなっています。インとアウトの対比が素晴らしいです。
ナイキエアフォース1 EMB キングスは普段履きに◎
ナイキ エアフォース1 EMB キングスの素材はキャンバスとレザー。使われている割合はちょうど半々くらいです。どちらの素材もオールシーズンで履けるので、1年中履けるのがいいですね。モノトーンでまとめられているので落ち着きがあり、上品さも感じられるシューズです。ホッケーウォッチャーやキングスファンはもちろん、ナイキファンやスニーカーユーザーもコーデに活かしたくなるデザインとなっています。
ベンチレーションの役割を担うレザーのパンチングもオシャレで、テーパードレッグのボトムスと合わせるビジカジ系のコーディネートにも使えそうな一足です。ストリートだけでなく、さまざまなシーンのコーデで活かせる万能アイテムではないでしょうか。
ナイキEMBEDDEDパック他のモデルは?
スポーツをフィーチャーしたEMBEDDEDパックの一つとしてリリースされたキングスのシューズ。他のアイテムについても簡単に触れていきます。
キングスと同じエアフォース1のローカットを採用したのが、9月発売のSports Specialities。こちらはホワイトのレザーを基調に、スウォッシュマークやヒールパッチにパープルのコーデュロイを使ったアイテムです。
他のローカットアイテムは、10月発売のNBA創立75周年のセレブリティシリーズ。3つのチームカラーを落とし込んだデザインとなっています。このシリーズはエアフォース1ではなく、ダンクのローカットを採用したアイテムです。
ローカットがお好きな方は、このあたりもチェックしたいところですね。
まとめ
今回はナイキのエアフォース1から、LAプロスポーツチームフィーチャーの一足をご紹介しました。EMBEDDEDパックの中でもモノトーンでローカットと、さまざまなコーデとの相性抜群で、バックボーンがわからなくても持っていたいと感じるシューズといえるでしょう。