みなさまこんにちは!
本日はGOTHIC YOHJI YAMAMOTO(ゴシック ヨウジヤマモト) ウルフダガーペンダント ドッグタグをレビューしていきたいと思います。GOTHIC YOHJI YAMAMOTOは2013年にパリのアトリエに存在した幻のアクセサリーレーベルです。近年復刻したので注目していましたが、やっと手に入れることができました。
ブランドに秘められたメッセージや格好良いディテールまで詳しく、解説していきたいと思うので最後までお付き合いください!
アイテム紹介
まずはドッグタグから詳しく見ていきたいと思います。ドッグタグは兵士の個人情報を記載しているアクセサリーのことで、氏名や生年月日、性別、血液型、所属軍など事細かに情報が刻まれています。認識票とも呼ばれ、戦場で亡くなった人を見分けるために用いられていたと言われています。余談ですが、最近ではIDタグと呼ぶことが多くなってきました。
YohjiYamamotoのデザイナー山本耀司さんは、ミリタリーアイテムが好きな方なので、ブランドで展開するアイテムにもミリタリー要素を感じるものが多いです。例外なくGOTHIC YOHJI YAMAMOTOにもミリタリー要素が反映されているということですね。ドッグタグをモチーフにしたのが今回のアイテムです。
よく見るといびつな形をしていますが、あえて綺麗な形にしないのは使用感を感じさせるためです。角を波状にしたり文字がぶれていたりするのは全て計算でデザインされたものです。
ちなみにGOTHIC YOHJI YAMAMOTOではシルバー950を使用しています。こちらは銀の含有率を表すものですが、950はアクセサリーの中ではシルバーを多く含んでいる方です。シルバーは単体では柔らかく変形しやすいので、他の金属と混ぜて加工をしますが、GOTHIC YOHJI YAMAMOTOではあえてシルバーの含有率を高くすることで、傷が入りやすくしています。
これには生活を共にするアクセサリーにしてほしいという思いが込められており、共に過ごす過程=傷といった捉え方ができる工夫です。耀司さんも日頃から愛用しているので、まさに運命共同体のような感覚で身につけると格好良いアイテムです。
こちらはウルフダガーペンダントトップです。ドッグタグには専用のチェーンが付属しますが、ウルフダガーはトップだけのアイテムとなっています。
GOTHIC YOHJI YAMAMOTOのGOTHICとは中世ヨーロッパから建築物の様式のことで、装飾や彫刻、絵画など美術の世界のことを指します。ゴシックの特徴的なデザインは、尖ったディテールや菱型、ユリ、蛇、天使などで、GOTHIC YOHJI YAMAMOTOではそれをオマージュしたアイテムが展開されています。
このウルフダガーもゴシックの文化を感じさせる尖ったディテールが印象的なアイテムです。ウルフの顔を見ると毛の流れまで細かくデザインされているので、こだわったデザインに驚かされます。
GOTHIC YOHJI YAMAMOTOでは、購入した年が刻印されているので、いつから使用しているか簡単に把握することができます。生活をともにするという意味で、年月が分かると愛着も湧いてきますね。全てのディテールに意味が込められているのが、GOTHIC YOHJI YAMAMOTOの魅力です。
他にも素敵なアイテムが多いので、気になった方はぜひ調べてみてくださいね。
まとめ
今回はGOTHIC YOHJI YAMAMOTO ウルフダガーペンダント ドッグタグをご紹介させていただきました!モードやストリートのコーディネートに合うデザインのアイテムで、尖ったディテールが格好良いですね。
ほとんど毎日着用しているので、風合いがよくなってきました。今後も経年変化が楽しみのアイテムです。
では、今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!