袖のロゴがインパクトあるロンT。インターシャという編み方でロゴを入れた、テクニックが光るアイテムになっています。
今回は1枚で着こなしたいロングスリーブをご紹介します。
袖ロゴのインパクト!インターシャとは
インターシャとは編み方の一つ。ジャガードのように厚みの出ない編み方で、手編みや家庭用編み機で作ることができます。
反対に、工業用の機械ではインターシャのニーズが少ないことから、インターシャができるものとできないものはあるそうです。そのため、既製でインターシャのアイテム自体が珍しいといえるでしょう。
編み込みというとジャガードを浮かべる方も多くいます。ジャガードはフェアアイルのような細やかな柄を編み込むのに向いていますが、インターシャは比較的大きな柄を編むのに向いています。
「象眼」という意味のイタリア語「インターシアーレ」が由来。象眼細工のような、はめ込まれたような模様が編まれることからこの名称になっています。
SupremeのIntarsia Sleeve特徴は?
袖にインターシャ編みのロゴが配されているロングスリーブTシャツは、クルーネックのオーソドックスなシルエット。流行に左右されない定番アイテムだからこそ、陰影を効かせたロゴが光ります。大文字ロゴで、雰囲気としてはクラシックロゴに近い印象があります。
袖全体にロゴが編まれているので、アウター不要になる季節に1枚で着たいアイテム。それを想定した、やや厚めの生地になっています。ボトムスはカモフラなどの柄物を合わせても、シンプルな無地でも。寒暖差がある季節なら、パテッドベストと合わせるとレイヤードを楽しめるでしょう。
Intarsia Sleeveカラーは?
インターシャロングスリーブTシャツは全部で4色。
- ブラック
- ストーン
- ブルー
- レッド
ブラックはホワイトのインターシャで、モノトーンテイスト。様々なボトムスや小物とのスタイリングが楽しめる一枚です。Supremeらしいロゴの大きさがありながら、合わせるアイテムや色味によってはシックなカジュアルにもなじみます。
ストーンはベージュ系の色。ストーンとありますがサンドベージュのような色合いになっています。インターシャの色はオレンジです。
ブルーは明るめのカラーで、秋も春も着まわせる色味になっています。インターシャの色はピンク。見た感じはホワイトに見えますが、やや赤さがあるので薄めのピンクと考えられます。
鮮やかさのある色ならレッドもおすすめ。インターシャをブラックにして、ロゴがより際立つように計算されています。
Tシャツそのものだけでなく、インターシャの色まですべて異なる色で作られたアイテム。こだわりが感じられるトップスに仕上がっています。
Intarsia Sleeve素材は?
インターシャロングスリーブは、コットン99%とポリエステル1%の構成。おそらくインターシャ部分がポリエステル糸で編まれていることが考えられそうです。厚めのTシャツ地はコットンなので、着心地抜群。洗濯にも強い素材になっています。インターシャの部分を長持ちさせたいなら、オシャレ着用洗剤を使うと良いでしょう。
気軽に着られるコットンのTシャツは、それこそ何枚あっても重宝するアイテム。無地のロンTを愛用している方はもちろん、インパクトのあるアイテムが欲しい方にもおすすめです。
まとめ
今回は、インターシャ編みのロゴで高級感と無地ロンTのカジュアルさが融合したアイテムをご紹介しました。インターシャ編みは、カジュアルブランドであまり見ない手法なので、貴重な1枚といえるでしょう。
1枚で着られる春や秋などにヘビロテできて、ボトムスの引き立て役にも主役にもなるTシャツは見逃せませんね。