みなさまこんにちは!
本日はsoe(ソーイ)2B ベーシックジャケットを購入したのでレビューしていきたいと思います。soeはドメスティックブランドの中でもかなり好きなブランドなので、今回ご紹介することができて嬉しいです。いつものようにブランドの魅力もお伝えしながら、アイテムをご紹介していきたいと思います!
アイテム紹介
今回購入したのはこちらのベーシックジャケットです。本当に非の打ち所がないほど基本に忠実なジャケットとなりますが、実は隠れた性能をいくつか持っているジャケットです。ディテールにこそアイテムの魂が宿るので、詳しくご紹介していこうと思います。
まずはシルエットから。一見普通のジャケットですが、よくみると珍しいボックス型のシルエットをしていることが分かります。全体的に見てもそうですし、アイテムの端を見ても角張っている点がありますね。これがこのアイテムのフォーマルさを強めている要因です。丸みを帯びたシルエットはカジュアルさや抜け感を演出することができますが、こちらのジャケットはフォーマルなコーディネートにしたいときに役立ちます。
モード系のコーディネートが多い人にとっては、かなり活躍が期待できるアイテムなんです。
このピークドラペルもフォーマルな要素を持っています。男性服(スーツ)のディテールといえば、そのアイテムの表情を作る襟が重要です。ピークドラペルは、尖った襟先が男性らしさを感じさせるので、メンズウェアの雰囲気を高めてくれるディテールです。有名なブランドが作るスーツやアイテムにも多用されるディテールなので、今後注目して見てみてくださいね。
腕の袖を折り返すと、ストライプ柄の裏地が見えます。このアイテムのフォーマルさを良くも悪くも打ち砕いてくれるディテールで、こなれ感を容易に演出することができるギミックです。また、カラーを黄色にするところがいやらしいですね!「こうやれば簡単にこなれ感出せるでしょ?」みたいなデザイナーのいたずら心を感じ取れます。
ちなみにsoeは2001年に設立されたブランドで、「東京」にスポットライトを当てたブランドです。東京という都市の性質やカルチャー、スタイルをインスピレーションソースとして服作りをしています。都会での生活に便利なタウンユースかつ綺麗目アイテムが多くリリースされている印象のあるブランドです。
これは私も驚きましたが、こんなに細かく素材を使い分けているんですね。というか、ここまで丁寧に品質表示をしているブランドは珍しいです。ウールのことを毛とだけ表記したり、ライニングの素材が書いていなかったりと、ひどいところもありますからね…
話がそれましたが、素材を気にする私にとっては嬉しい心遣いです。こういう些細な点からデザイナーの消費者に対する気持ちが伝わってきますね。色々加味した上でもsoeは素晴らしいブランドです。
まとめ
今回はsoe 2B ベーシックジャケットをご紹介しました。ぱっと見は作りが普通に思えても、注意深く観察していくとこだわったアイテムということが分かりましたね。アパレル店員として勤務していた時は、「ディテールからデザイナーの意図が読み取れる」と先輩から助言をいただいたことがありますが、本当にその通りだと思っています。
アイテムを購入するときはディテールにまで注目すると、さらに楽しく服を選ぶことができるかもしれませんね。
では、今回はこの辺で!最後までお付き合いいただきありがとうございました!!