ジャケット徹底解剖!メンズファッションに欠かせないジャケットの基本を知ろう

 

メンズファッションはジャケットを置いて語ることができないほど、ジャケットは男性のファッション史に深く関わるアイテムです。ジャケットは主にアメリカ性とイタリア性に分けられますが、その違いを詳しく知っているでしょうか?

 

今回はジャケットのディテールや特徴、型の違いなど詳しく解説していきたいと思います。

 

まずはジャケットを構成するディテールについて知ろう

 

上記の写真では、ジャケットで押さえておきたいディテールを解説しています。このジャケットは下襟が尖ったピークドラペルとなっており、男らしさを感じさせる表情に仕上がっています。ジャケットでは襟がもっとも表情に関与するので、購入時は襟に着目することをお勧めします。

 

また、機能性を考慮するならベントやダーツにもフォーカスしてみてください。最近は切れ目のないノーベントも流行ですが、動きやすさに特化するならサイドベンツやセンターベントのものを選びましょう。

 

ジャケットの型はいくつあるの?

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ジャケットは大まかに、ブレザー、イタリアンジャケット、アメリカンジャケットに分類されます。それぞれTPOに沿って選ぶべきですが、着やすさやデザインが大きく異なるので、これから解説していきたいと思います。

 

気軽に取り入れられる「ブレザー」

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ボタンに足がついているメタルボタンとパッチポケットがアイコンの「ブレザー」。ブレザーを世に広く知らしめたのは、アイビールックの影響が大きいのではないでしょうか。

 

アイビールックといえばアメカジを代表するスタイルで、カジュアルでラフに着こなせることから人気があります。それに起用されるブレザーは、フォーマルなジャケットと比べるとかなり着やすく、ストレスを感じないアイテムです。

 

フォーマルな場面にはふさわしくないですが、デイリーユースするにはうってつけのアイテムです。個人的にはジャケット入門として、ブレザーを選ぶことを推奨します。

 

紳士の嗜み「イタリアンジャケット」

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英国製のジャケットは、クラシックな作りで体の線に沿ったシェイプが効いたタイトシルエットがアイコン。ジャストフィットの着心地で、肩幅は狭く、くびれのあるデザインが、イタリアンジャケットの美しさを表しています。

 

アンコンストラクション(非構造的)といわれる肩パッドやライニングのない仕様もイタリアンジャケットを象徴するデザインです。馬上で剣を抜きやすいように工夫されたディテール、サイドベンツからはイギリス特有の国風を感じます。伝統的なジャケットを手に入れたいなら英国製がおすすめ。

 

カジュアルな「アメリカンジャケット」

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英国製のオーセンティクさを残しつつも、動きやすさと実用性を求めた作りが特徴の米国製ジャケット。英国製との大きな違いは、サック状のシルエットで、上から下までまっすぐ縦に落ちるラインがカジュアルな印象を作り上げます。アメリカ性のジャケットは、ボックスシルエットで機能性に優れているので、他にない着心地の良さを実現しています。ブレザーのような着やすさで、あらゆるシーンに使えるジャケットを求めるなら米国製がおすすめです。

 

まとめ

 

伝統的なファッションアイテムであるジャケットは、歴史のある奥深さに魅力があります。男性なら格好良くジャケットを着こなして、さらに造詣が深いと一段と素敵に見えるはずです。

 

今回の記事を読んで、ジャケットについて最低限の知識を把握してみてくださいね。

 

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