胸ポケット付きにアップグレードした、ユニクロのオープンカラーシャツ。かねてからポケットがあればといった要望が多かったようで、ユニクロユーザーの間では人気が高まるアイテムの一つです。
胸ポケットが付いたことで、羽織として着てもスタイリッシュになります。もちろん、1枚で着てもOK。涼しい季節になったら薄手のジャケットと合わせるスタイリングでも活躍しそうです。
今回はユニクロのオープンカラーシャツをピックアップします。
サイズ感は着こなし次第で選べる
ユニクロのオープンカラーシャツはユニセックス。男女兼用ではありますが、フィット感は表記サイズ通りといった感じです。一昔前のユニセックスサイズにあるようなタイトさはないので、ジャストサイズを選んでスッキリ着ることもできるし、1サイズ上をチョイスして大きめに着こなすこともできます。
最近はウィメンズのLサイズを着る男性やメンズのSサイズを着る女性も増えています。そのため、メンズ・ウィメンズ両方を取り扱うブランドは、ユニクロの男女兼用のようなサイズ展開をしているブランドも増加している傾向ですね。
ちなみに、公式サイトにはリラックスフィットと書かれていますが、これは一般的なシャツと比べてのサイズ感ではないかと考えられます。ジャケットのインナーとして着るドレスシャツなどに比べると、やや大きめの作りであることから、ゆったりしたシルエットと書かれているのかもしれません。
ユニクロオープンカラーシャツの素材とカラーは?
素材はレーヨンとコットンの混紡。レーヨンは見た目も肌触りも滑らかで上品感があります。通気性も高く、春夏のファブリックでよく使われています。また、レーヨンの短所である洗濯の耐久性やシワになりやすい点を、コットンがカバー。それぞれの良さが引き出された、着心地の良いシャツです。
カラーラインナップはこちら。
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- ホワイト
- ベージュ
- オリーブ
- ブルー
- ネイビー
全体的に春や夏に着たくなるような、淡さのある色味が多い印象です。彩度があまり高くないので、どのカラーを選んでも落ち着きのあるスタイルになるでしょう。ブルーも明るさはありますが、派手さがないので、着回しがしやすそうです。
明るい色がそろう仲で唯一、ネイビーは落ち着いた色味。夏でも黒のような重さがないので、着やすいでしょう。また、春先や秋の始まりにも着られるカラーリングになっています。
なぜ胸ポケットがなかったのか?
かつて、ユニクロのオープンカラーシャツは胸ポケットがないデザインでした。あくまで推測ですが、これはインナーとしても着られることを想定してのデザインだったのではと考えられそうです。
シャツの胸ポケットについて諸説あるそうですが、そもそもシャツは、ジャケットのインナーとして生まれたアイテム。ジャケットに胸ポケットが付いているので、インナーであるシャツのほうにポケットを付ける必要がないことから、ジレやジャケットを着るスーツスタイルのフォーマルなシャツは、胸ポケットがついていないことが多くありました。
それが、アメリカから発祥したとされるカジュアルなスーツスタイルが広まると、シャツ+パンツといった組み合わせも流行することに。そうすると、インナーだったシャツにポケットが付くようになったそうです。
ただ、スーツ文化とは異なるカジュアルスタイルは、シャツを羽織とするスタイルが多くあります。そう考えると、個人的にはなぜオープンカラーシャツに最初からポケットを付けなかったのかは疑問に感じました。おそらく、インナーでも羽織でもOKということで企画されたのかもしれません。
まとめ
今回はユニクロのオープンカラーシャツをご紹介しました。羽織でも1枚でも着られるユーティリティアイテムで、かつトレンド感のあるコーディネートになるシャツです。手軽な価格で着回しできるので、チェックしておきたいアイテムです。