世界中にはまだまだ私達の知らない素敵なレザーシューズが存在すると思いますが、その中でも王道中の王道とも呼ぶべきレザーシューズブランド「Dr.Martens/ドクターマーチン」について今回はレビューしていきたいと思います。
Dr.Martensについて
ドクターマーチンはイギリスのシューズブランド。はじめの頃は8ホールブーツがドクターマーチンの看板アイテムになっていましたが、耐久性のあるレザーブーツを履いていた当時の労働者からの支持や、イギリスのロックバンドTHE WHO(ザ・フー)のピート・タウンゼントがドクターマーチンのブーツを履いていた事で世の中に浸透しはじめ、現在までその人気が広がりました。
Dr.Martensの定番ブーツ
ドクターマーチンの中でも定番ブーツというのがあるのですが、その中の一つがこのローカットの3ホールなんです。ちなみにもう一つは8ホールと呼ばれるハイカットブーツです。こちらの3ホールはアッパーに少し丸みがかっていて、いかにもレザーシューズらしいスタンダードなシルエットに黄色のステッチが印象的ですよね。
エアクッションソール
ドクターマーチンといえば、エアクッションソールが商品の特徴でもあります。そのエアクッションソールは、一人の博士であるクラウス・マーチンから始まりました。そのマーチン博士は、かつて兵役に軍医として従事していたことがありました。その時に負傷した自分の足の負担を和らげるべく、敗戦後のドイツに残っていた靴修理屋の廃材を使って開発したものがエアクッションソールなのです。それを自分の友人に披露し、大絶賛されたところでオリジナルシューズの生産を開始しました。
その後、イギリスの老舗である「R.グリッグス社」と提携してドクターマーチンのファーストモデルである「1460 8ホールブーツ」という商品が誕生したのです。販売当初の謳い文句は、「弾む履き心地のソール」で、今現在もたくさんの方に愛されるブランドです。
そんな大絶賛されたエアクッションソールは、普通のソールと比べて何が違うのでしょうか?まず、エアクッションソールというのはソール内に小さく仕切った格子状である空間を作り、この空間に空気を密封させることによって出来上がります。密封されている空気の層がクッションになることによって歩行時の衝撃を吸収してくれます。ブーツと聞くと硬くて歩きにくそうなイメージもありますが、ドクターマーチンはこのエアクッションソールのおかげで弾むように軽い履き心地を実現させているのです。
ドクターマーチンはどんなファッションに合う?
ドクターマーチンのようなレザーシューズは本来ドレッシーなファッションに合わせるアイテムですが、特殊なソールだったりマーチンらしい独特なアッパーの丸みをおびたシルエット、黄色いステッチなどを見るとカジュアルからきれいめなスタイルまで合うような要素がこのシューズには含まれています。
つまり、ドレッシー寄りにせずとも自由度の高いファッションコーデが楽しめるという事になります。
まとめ
ドクターマーチンの3ホール146159は王道でありながらも、どんなファッションコーデにも合うような自由度の高いシューズという事でレビューさせていただきました。足元をおしゃれに着飾るレザーシューズという事なら、間違いなくドクターマーチンしかないでしょう。
まだドクターマーチンの存在を知らなかった方や今まで気にはなっていたけれど、ドクターマーチンに触れた事がない方もドクターマーチンの3ホールシューズのその素晴らしさに触れてみてはいかがでしょう。