春夏ファッションに欠かせないポロシャツですが、みなさんにはこだわりがあるでしょうか?フレッドペリーやラルフローレン、ジョンスメドレーなどポロシャツを定番でリリースしているブランドは数多く存在しますが、ポロシャツの生みの親であるLACOSTEは別格です。LACOSTEのポロシャツには、こだわりのディテールが詰まっており、長く愛用したくなるような魅力がたくさんあります。
主に二種類あるLACOSTEのポロシャツですが、FRENCH LACOSTE(フレンチラコステ)とIZOD LACOSTE(アイゾッドラコステ)の違いはご存知でしょうか?
今回はLACOSTEのポロシャツの魅力とFRENCHとIZODの違いについて解説していきます。
FRENCH LACOSTE(フレンチラコステ)
その名の通りフランス製のアイテムを展開するFRENCH LACOSTEは、ポロシャツを生み出した原点のブランドで、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで活躍できるポロシャツをリリースしています。エレガントなオーラを放ちつつもモダンなデザインで機能性もしっかり確保されており、今や春夏のファッションでは欠かせないアイテムです。
そして上品なポロシャツは、ディテールも注目したいポイントで、汗が流れ落ちることを防止する袖口のリブや品位をプラスするリブニットの襟など、ミニマムで実用性に富んだデザインから作り手のこだわりが感じられます。
古くから愛される伝統的なポロシャツを味わいたい方は、FRENCH LACOSTEで探すことをお勧めします。
IZOD LACOSTE(アイゾッドラコステ)
アメリカの総合アパレルブランドIZODとLACOSTEがライセンス生産契約を結び誕生したIZOD LACOSTE。80年代までは、シンボルマークのワニが青でデザインされていたこともあり「青ラコ」の通称で親しまれていました。
一見同じようにも思えるIZODのポロシャツも、よく観察していくとディテールに違いがあることがわかります。
IZOD製のポロシャツは後ろ見頃だけ長いドロップテールが特徴で、着用するとゆったりとしたシルエットに。これはある意味アメリカらしいラフな着こなしに昇華された証拠でもあります。余裕のある雰囲気のコーディネートを作りたいならIZOD製のポロシャツがおすすめです。
ちなみにIZODオリジナルの「青ラコ」を求めるなら古着屋さんで探してみてください。「青ラコ」の生産は80年代初頭で終了しているため、現行のものでは手に入れることができません。着古されて味のあるIZODは、アメカジのスタイルに打って付けのアイテムです。
まとめ
LACOSTEの違いは把握できたでしょうか?
簡単にまとめると、FRENCH LACOSTEはフォーマルに着こなせて、IZOD LACOSTEはカジュアル向きということです。本格的なポロシャツを楽しみたいのであれば間違いなくFRENCH LACOSTEがおすすめです。まずはポロシャツの原点をしっかり堪能してからIZOD LACOSTEに手を上してみてはいかがでしょうか。
もちろん、一番大事なことは自分がどのシーンで活用したいかです。今後のコーディネートを考慮した上で、自身の目的に合ったLACOSTEのポロシャツを手に取ってみてくださいね。