エアジョーダンのシルエットにピンクのディテールが際立つAtmosphere。ピンクを採用したのは、もちろんマイケル・ジョーダンに由来しています。
今回はエアジョーダン1の中から、淡いピンクがポイントの1足をご紹介します。
ピンクはマイケル・ジョーダンの象徴?
トゥやヒールに使われているピンク。これはマイケル・ジョーダンがいつも噛んでいたチューイングガムの色から採用したのだそうです。彼が現役時代に好んでいた、ピンク色の風船ガム。この色をディテールに取り入れた一足になっています。着眼点がユニークなアイテムといえるでしょう。
ピンクとホワイト、ブラックという配色だけを字面だけ見ると、いかにもウィメンズ。しかし、ピンクの赤味がそこまで高くなく、パッと見ではベージュのような色味なので、男性でも問題なく履けるカラーリングのスニーカーです。ピンクが悪目立ちしすぎず、それぞれの色のバランスが巧くとられていると感じます。
また、全体に使われている色数も3色と少ないので、トップスやボトムスがメインのコーデを邪魔することなく履くことができます。履きまわし抜群の一足といえるでしょう。
アウトソールに見える遊び心
マイケル・ジョーダン愛用のチューイングガムにオマージュを捧げたという、エアジョーダン1アトモスフィア。右のアウトソールには、ガムを踏んでしまったような鮮やかなピンクのアクセントがあります。NIKE公式サイトでは「レーザーピンクのアクセント」と書かれていますが、このアウトソールのピンクをフィーチャーしているサイトを多く見かけます。
ストリートで起こりがちなガムあるあるを、デザインに落とし込んでいるのがユニーク。実際にマイケルが噛んでいたガムってもっと薄い色じゃなかった?という突っ込みはさておき、エアジョーダン1ならではの遊び心が見える一足は、男女問わず気になるのではないでしょうか。
エアジョーダン1アトモスフィアをどう合わせる?
ネットに出回っている、エアジョーダン1アトモスフィアを合わせたルックスを見ると、さまざまなスタイリングで履きこなしている方が多くいます。
まずは、シューズを際立たせるホワイトソックスとのレイヤード。スポーツミックスコーデにも使えるソックスとのレイヤードなら、ハイカットのスニーカーがぴったりです。シューズそのものに3色の色が使われているので、合わせるならシューズに使われている色を入れるのがおすすめ。ホワイトやブラックのソックスが洗練された足元に仕上げてくれます。
ボトムスとのコーデも自由自在。多く見かけたのはルーズフィットのボトムスと合わせて、トレンド感を出したものでした。ピンクが多く使われている足首やヒール部分がボトムスに重なるので、トゥ部分のピンクがさりげないアクセントを演出します。
また、スリムフィットのボトムスと合わせて、靴全体を見せる合わせ方もGOOD。裾をロールアップする見せ方もオシャレに見えます。
ハイカットのシューズは秋や冬に人気が出る傾向ですが、ソックスレイヤードなら春や夏でも楽しむことができそうです。ピンクを使用したカラーリングになっているので、季節を問わず履けるシューズではないでしょうか。
まとめ
今回はエアジョーダンの中でも、マイケル・ジョーダン愛用のバブルガムからインスパイアされた一足をご紹介しました。
マイケル・ジョーダンといえば、跳躍力の高いプレースタイルが特徴的。それゆえのエアジョーダンですが、また違う角度からアプローチしたアトモスフィアは、ユニークさを携えたアイテムになっています。
ウィメンズラインになっていますが、メンズでも履ける彩度のピンクが入ったカラーリング。エアジョーダン好きならチェックしておきたいですね。