Champion Reverse Weave(チャンピオンリバースウィーブ)レビュー

 

スエットの大定番であるチャンピオンのリバースウィーブ。ファッション好きの方であれば一枚は持っているという方も多いと思います。

 

最近はまた古着市場でも人気が再燃、年代や状態によっては球数も減ってきていることも相まって、以前は1万円以下で見かけていたものも、数万円の価値がついたりするようになりました。

 

今回は私が古着屋で手に入れたチャンピオンのリバースウィーブのご紹介です。

 

リバースウィーブとは?

 

「リバースウィーブ」とは、1934年にチャンピオンが独自に開発したチャンピオン独自のディテールです

 

当時のスエットは縦に縮みやすいという難点があった為、それを克服するために縦に仕様する生地を横向きに使用。さらに横への縮み防止でサイドに両脇につけられています。これがリバースウィーブの特徴になります。

 

 

100年近く前に作られた製法が今でも使われているのはすごいですね!

 

タグによって年代を見分けることができる

 

突き詰めるとかなり細かいのですが、タグで判別できる年代の見分け方を非常に簡単ではありますがご紹介します。

 

・トリコタグ

トリコタグがつくものは80年代〜90年代のアイテムです。プリントになっているものが古く80年代〜、刺繍になっているものが90年代〜で比較的新しいものです。

※また素材によっても判別可能で、レーヨンの混紡率によってさらに分類できますが、かなりマニアックな話なのでここでは割愛します。

 

 

・単色タグ

こちらは70年代〜に使われたタグで、トリコタグのものよりさらに古い為希少価値も上がるものが多いです。写真は赤文字ですが、青やゴールドなどのものも存在します。トリコタグよりもアームホールなど細身のデザインも特徴です。

 

 

これ以前にはランタグと言われる、ランナーの絵がプリントされているタグなどもあります。興味がわいた方はぜひ調べてみてください。

 

無地のチャンピオンのリバースウィーブは希少!

 

チャンピオンのリバースといえばカレッジロゴが有名で、自分のお気に入りの

ロゴを探したり、またロゴの形や段数で希少価値が変わったりというのもありますが、個人的には無地ものが好みで古着屋などにいくと、ついつい探してしまうアイテムです。

 

さらに通常であれば、無地のスエットには胸や袖にチャンピオンのロゴであるCマークが入りますが、それもつかない通称『目無し』というものも存在します。

 

特に胸にも袖にも両方マークがつかずに完全に無地の『目無し』は希少です。ただの普通のスエットっていう感じになってしまうという意見もあると思いますが、ビンテージならではの風合いと飽きのこないデザインで、古着市場でもかなり人気があります。

 

オーバーサイズで着こなすのがトレンド

 

チャンピオンのリバースの人気が再燃している理由の一つに、そのサイズ感もあると思います。アメリカ製のアイテムなので、元々のサイズも大きいですが、その中でもXLなどのサイズの人気が高く価格も上がっているようです。

 

私も今回購入したリバースはLサイズで、普段のお洋服ではほとんど選ばないサイズですが、こちらはアームホールもかなり太くダボっとしたシルエットが気に入っています。

 

ちなみにチャンピオンのリバースを古着で買おうとしたら、かなり古い年代のアイテムですので、洗濯などの条件によって表記サイズは参考にならないことも多いです。購入の際は状態も含めてですが、サイズ表記だけでなく実寸を参考にされるといいかもしれません!

 

まとめ

 

チャンピオンのリバースウィーブのスエットは現行でもリリースされていますが、せっかくなら当時のものからお気に入りの一枚を選びたいですね!

 

ある程度年代やディテールの知識がつくと、さらに自分だけの一枚を探すのが楽しくなると思います!

 

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