REGAL(リーガル)のUチップローファーを購入したのでレビューしたいと思います。
REGAL(リーガル)Uチップローファーの購入レビュー
革靴を買ったことのある人であれば一度は目にする機会のあるREGAL。
やはりリーガルは多くの人に愛されるブランドだけあって、コスパ最高・オシャレ・高機能です。革靴選びに迷ったら、リーガルを選べばまず間違いありません。
元はというと、リーガルの誕生は1902年(明治35年)です!創業当時の社名は日本製靴株式会社でした。今のようなオシャレ感のある社名というよりは、日本の産業を支える会社といったイメージの社名ですね。日本製靴株式会社は日本の重要な産業を下支えしていました。
そして、その産業とは軍事産業です。日本製靴株式会社は軍用の靴を作っていたのです。戦時中は軍事靴を生産していましたが、第二次世界大戦後に本格的に西洋靴が作られ始めました。この頃から今現在のリーガルの片鱗が見え始めています。長い歴史を感じますね。
REGALの革靴の特徴、いい点を簡単にまとめると、以下のようになります。
・機能性が高い(歩きやすい、丈夫、傷が付きにくい、汚れにくい、など)
・オシャレ(野暮ったさがない、デザインが豊富、ビジネスのみならずカジュアルに合うものもある、など)
・コストパフォーマンスが高い
これらをまとめてひとことで表すと、値段の割に機能的気にもデザイン的にも優れているということです。安っぽさはもちろんないですし、ビジネスシーンでリーガルを履いていて恥ずかしいということもまずないでしょう。履きやすさやメンテナンスのしやすさも優れているので、デザイン性重視で機能はそっちのけ、といったことももちろんありません。
今回購入したローファーも日本において“紐無し靴”と呼ばれていたデザインをローファーという名称で定着させたもので、、履きやすさと端正なルックスの両立により幅広い業種で愛されてきた名品。ローファーはモカシン製法が基本ですが、こちらは同ブランドお得意のグッドイヤーウェルト製法により長く愛せる1足に仕上がっています。
『リーガル』のお家芸ともいえるのが、100年以上前から取り入れているグッドイヤーウェルト製法です。アッパーとソールを直接縫い付けず”ウェルト”と呼ばれる帯状のパーツを介して縫い付けるため、履き始めは多少硬く感じてしまうかもしれません。ですが、履き込むほどにミッドソールに充填されたコルクが沈み、足へのフィット感が高まっていくのも同製法の特徴。長時間履いても疲れにくい、自分だけの靴が完成するのです。また、アッパーのレザーの状態さえ維持していれば、ソールの修理や交換を半永久的に行えるという利点もあります。『リーガル』の魅力は、何も伝統的な製法を踏襲した硬派なモノ作りだけにとどまりません。時代の需要に合わせてゴアテックス(R)やクールマックス(R)といった機能素材をライニングやインソールに使用し、快適性を高める工夫を積極的に取り入れているんです。ちなみにゴアテックス(R)をグッドイヤーウェルト製法の靴に採用したのは、なんと『リーガル』が世界初なんだとか。
もちろん、コーディネートする際には、ルーズなシルエットの足元にこういった少しフォーマルな革靴をチョイスしてもバランスが取れます。
フォーマルなブランドで革靴だからといって、必ずしも綺麗めなコーディネートに合わせる必要はありません。しかしながら、綺麗めなスタイルとの相性は言わずもがな抜群なので着用する機会と幅は非常に広いのではないでしょうか。
決して高くすぎない値段で、一生履けるローファーを探している方なんかには、強くおすすめしたい一足であることは間違いありません。