PRADAの2018AWにリリースされた、バージンウールを使用したニットキャップのご紹介です。
PRADA(プラダ)2018AWニットキャップ購入レビュー
PRADAと聞くとどんなイメージを持ちますか?
プラダ(Prada)は、1913年に開業したイタリアのファッションブランドです。その歴史は、創業者のマリオ・プラダと弟のマルティーノ・プラダがイタリア・ミラノにレザーグッズのお店『Fratelli Prada(プラダ兄弟)』を開店したことに始まります。1978年に創業者のマリオの孫娘にあたるミウッチャ・プラダが母親のルイーザ・プラダから事業を引き継ぐと、彼女は後に夫となるパトリツィオ・ベルテッリとともにプラダを世界的なブランドへと導きます。
ミウッチャは祖父のマリオがスチーマートランクに使用していた丈夫なブラックナイロンを使い、バックパックやトートバッグを発表します。みなさんのよく知る「ポコノ」と呼ばれる素材を使った製品は、のちにプラダの象徴となっていきます。1985年には大ヒットした『クラシック・プラダ・ハンドバッグ』を発表。丈夫で実用的でありながら、きれいなライン、高級感をあわせもつそのバッグは瞬く間にファッション業界の注目を浴び、プラダは世界的な評価を獲得しました。
プラダは、イタリアでもとても有名です。勿論、世界・日本でもとても有名ですね。
一生物とアイテムが多く、品質の高さは随一です。最近のファッションの傾向として、「ミニマリスト」の言葉が表すように、着回しのきく服やシンプルな装いが好まれるようになってきました。そういった傾向からプラダを見てみると、特別に派手なブランドではなく、シンプルかつスマートに扱うことができることから、その人気が上昇してきています。
PRADA以外にも一流ブランドはありますが、一流であればあるほどかぶることがない、つまりPRADAはPRADAだけの良さがあるということです。
前置きが長くなってしまいましたが、そんなプラダのニットキャップの紹介です。
内側タグは下記を参考にしてください。
このニットキャップは非常にシンプルなデザインです。
素材はバージンウール。そうです高級素材です。
毛が細くて柔らかいために珍重されていますが、だ一度も毛を刈った事のない羊(子羊)から、初めて刈った羊毛になるため、非常に高価になります。一頭から一度しか取れないですからね。その代わり、かぶったときの快適さやなじみやすさは他のニット帽とは比べ物になりませんよ。
唯一、目立つデザインをしているPRADAのタグはプラダスポーツというセカンドラインのもの。スポーティなスタイルやプラダの代名詞であるナイロン素材を使ったアイテムが当時も大人気を博しました。現在はストリートでの大流行もあり、リネアロッサ(赤ライン)という名前で再リリースされています。
やはり現在での人気の一因はメンズファッショニスタの間でトレンドとなりつつある、ミニマルとストリートのエッセンスでコーディネートし始めたことじゃないかと思います。
シュプリームのルイヴィトンとのコラボやバレンシアガなどのブランドの大流行による、ラグジュアリーファッションとストリートファッションの融合に反抗するような流れです。そして、古着の世界にも火をつけ、上のブランドに加えナイキ・アディダスを始めとしたスポーツブランド、そしてラグジュアリーブランドがかつて販売していたスポーツラインにも目が向き始め、プラダスポーツを始めとするミニマル×ストリートアイテムを身につける人が増えていきました。
この差し色のレッドが非常にかっこいいですよね。
小物にラグジュアリーアイテムを使ってみると本当に気分が上がります。
平置きサイズ:22×22cm
バージンウール100%