ストリートカジュアルで人気のUNDEFEATED。日本でいう「正の字」にあたるファイブストライクスをトレードマークにしています。
スポーツブランドを中心に数多くのブランドを取り扱っていますが、近年ではオリジナルアイテムの人気も高まっています。今回はUNDEFEATEDのオリジナルから、ロゴワッペンのキャップをご紹介します。
UNDEFEATEDとは?
UNDEFEATEDが誕生したのは、3.11翌年の2002年。「undefeated」には「何があっても屈しない」という意味があります。3.11があっても負けないアメリカ人の強い意志が感じられるワードを屋号にして、ロサンゼルスにスニーカーを中心としたセレクトショップをオープンさせました。
オリジナルアイテムを開始したのは2005年。いわゆるアメカジやスポーツからインスピレーションを得たアイテムを多数展開しています。また、さまざまなアイテムでコラボレーションも。特にNIKEとは定期的にスニーカーのコラボをしています。
一部のショップを除きますが、店内のミューラルアートをブレント・ロリンズが担当。ロリンズは、ステューシーやSupremeなどの、ストリートスタイルに欠かせないブランドのグラフィックデザインも提供しています。UNDEFEATEDがストリートファッションに必須のブランドである証ともいえますね。
トラッカーとは?ベースボールキャップとの違い
キャップはさまざまな種類があります。その中でも、後ろ半分をメッシュ素材で構成しているものがトラッカーです。トラッカーはその名のとおり、トラックドライバーがかぶる帽子。それも一般的なトラックではなく、農作業用のトラック(トラクター)ドライバーが発祥という説が有力といわれています。
また、このパッチトラッカーのように、前のつば上部分をPRに使っていたとも。トラッカーの前部分を見てみると、たしかにスーパーや運送屋の名前、何らかの商品名と思われるロゴを載せているものに出会うこともあります。プロモーション配布のノベルティとして、トラッカーが使われることもよくあったそうです。
一方、ベースボールキャップはクラウンの部分がすべて生地になっています。頭をすっぽり覆うクラウンに前つばが付いているシルエットはほとんど同じですが、トラッカーは後ろがメッシュ、ベースボールキャップはメッシュがないと区別しておくと良いでしょう。
UNDEFEATEDのPATCH TRUCKERの特徴
6枚の生地から構成されたクラウン部には、ベンチレーションのホールが。特にフロントの赤い記事に白のベンチレーションが映えています。後ろのメッシュもあるので、通気性は抜群です。トラッカーはメッシュ部分に目がいくので春夏アイテムと思われがちですが、実がオールシーズン愛用している方も少なくありません。ベースボールキャップで頭がムレがちな方には、トラッカーをおすすめします。
フロントは「Undefeated」の流れるような手書き風ロゴ。それを赤く囲んだワッペンが付いています。メッシュのホワイトと布地やロゴに使われてるレッドの2色で構成されているデザインで、彩度高めの赤が際立つシンプルなキャップに仕上がっています。
洗練されたロゴと余計なものが削がれたデザインで、ストリートコーデやスポーツミックスのアクセントとして活躍してくれるでしょう。
まとめ
今回はUNDEFEATEDのコレクションから、シンプルかつアクセントにピッタリのトラッカーキャップをピックアップしました。トレードマークのファイブストライクスがあえてないタイプのデザインで、ストリートにもスポーツにも、カジュアルなスタイリングにマッチするキャップ。アクセントになるシンプルなキャップを探している方におすすめのアイテムです。