ナイキの定番モデル、エアフォース1。1982年の誕生以来愛されるロングセラーアイテムにゴアテックスが使用されているモデルがあります。
これまでもリリースされていたゴアテックスシリーズから、今回はオールホワイトのナイキエアフォース1ゴアテックスをご紹介します。
ゴアテックスとは?今さら聞けないアウトドア定番素材
ゴアテックスは、耐水性や透湿性、防風性を兼ね備えた素材です。過酷な天候とさまざまなアクティビティに対応しており、アウトドアやスポーツシーンでもおなじみになりました。
ゴアテックスの要となるのは、3つのレイヤーの中間にあるゴアテックスメンブレーン。ごく小さな空気孔が無数に開いていて、水を通さず空気だけを通します。このメンブレーンをはさんだ素材がゴアテックスです。
ゴアテックスというと、アウターやシューズに使われることが多いことから「ゴアテックスの上着は高機能でお高い」というイメージも。しかし、その機能性で快適にスポーツなどのアクティビティをこなしたり、アウトドアで過ごせることから人気が高いです。機能性の高いウェアなどを探す時にゴアテックスのタグを見るファンも多くいます。
ナイキ エアフォース1とは?
ナイキエアフォース1の歴史は、1982年まで遡ります。ナイキ独自のエアクッショニングシステムを搭載したバスケットシューズとしてデビューしました。NBAのスタープレイヤー6人が映った「オリジナルシックス」の広告で、バスケットシーンを中心に人気を集めました。
1990年代になると、ヒップホップ界の有名ラッパーやカリスマDJがエアフォース1を愛用することに。この影響からスポーツ界を飛び出してストリートで人気が沸騰します。リリースされる新作は即完売という状態はアメリカだけでなく、世界的に見られる現象でした。
現在まで人気の灯が消えることなく、ナイキを代表する傑作モデルの一つとなったのが、エアフォース1です。
ナイキエアフォース1ゴアテックスのディテール
ナイキエアフォース1ゴアテックス最大の魅力は、オールホワイトのボディ。これまでもゴアテックスを使用したエアフォース1はいくつかリリースされていましたが、暗めのカラーでデザインされた、アウトドアを意識したモデルがほとんどでした。
しかし新作のゴアテックス搭載モデルはまさかのオールホワイト。ゴアテックスの刺繍まで徹底されており、アウトドア要素を極限まで排除した印象があります。アウトドアシーンだけでなく、ストリートコーデにも馴染むデザインです。
ゴアテックスのロゴはサイドの刺繍はもちろん、ライナーのゴアテックス部分にもあり、存在感をアピールしています。防水性や透湿性に優れて、オールウェザーで履けるエアフォース1。雨の侵入を防ぎ、悪天候による足のジメジメ感を軽減する効果が期待できます。天候の変わりやすい季節にも安心して履けそうです。
アッパーのホワイト、ゴアテックス部分のグレー、そしてインソールの鮮やかなブルーも印象的。インソールにアクセントカラーを入れることで、全体のデザインを引き締めるあたりが、デザインでもスニーカー界を牽引したナイキらしいと感じます。
また、エアフォース1の高いクッション性も。ヒール部から土踏まずにかけてクッショニング機能が搭載されています。さらにシューレースにはストッパー。ソールだけでなくレース部分にも履きやすさが考慮されたディテールで、ヘビーユーズしたくなる一足です。
まとめ
今回はナイキから、エアフォース1ゴアテックスをご紹介しました。ソールまで真っ白の印象的なモデルには、しっかりナイキの機能性が兼ね備えられていました。エアフォース1を買うなら、このモデルをチェックしておきたいですね。